- 第5回 福岡県酒類鑑評会 ふくさけ祭り(受賞酒披露会)開催!!
- 2016.08.09
来る9月6日(火)にホテルニューオータニ博多において、第5回 福岡県酒類鑑評会 ふくさけ祭り(受賞酒披露会)を開催いたします。
当日は、入場料1,500円(500円のお食事チケット付き)で福岡県産の日本酒・本格焼酎計200銘柄以上をお楽しみいただけます。
会場では、福岡県産品を使った各種酒の肴を500円または1,000円で販売いたします。
是非、会場にお越しください。
※来場者多数の場合、入場を制限する場合があります。
- 「福岡・佐賀・長崎の地酒を楽しむ会」一般参加者募集終了しました!
- 2016.03.01
「福岡・佐賀・長崎の地酒を楽しむ会」一般参加者募集の受付を終了いたしました。
多数のご応募をいただき誠にありがとうございました。
第5回 福岡県酒類鑑評会
福岡県酒造組合では、県下の酒蔵の切磋琢磨と県産酒のさらなる振興を目的として、
福岡県の共催と福岡国税局の後援のもとに、福岡県酒類鑑評会を開催しています。
古来より豊かな大地の恵みのおかげで、銘醸地として名を馳せた福岡。
その福岡の米・麦などを主とした原料、福岡の水、福岡の人が醸し出す福岡の酒を顕彰します。
受賞の対象を市販されている酒とすることで、日本の「國酒」、また福岡の「地酒」としての魅力を広く江湖の愛飲家に訴えていくものです。
●概要
1. 第5回 福岡県酒類鑑評会 授賞式
開 催 日 : 平成28年9月6日(火)
開催場所 : ホテルニューオータニ博多 4F 鶴の間
2. 審査会
開催月日: 平成28年8月27日(水) 日本酒一次審査
平成27年7月28日(木) 日本酒二次審査
平成27年8月 3日(水) 本格焼酎一次審査
平成27年8月 4日(木) 本格焼酎二次審査
開催場所: 福岡県工業技術センター 生物食品研究所
審査長:福岡県工業技術センター 生物食品研究所 所長
審査員:(日本酒・本格焼酎)
福岡国税局鑑定官室長・主任鑑定官、独立行政法人酒類総合研究所部門長・副部門長、
九州大学農学研究院教授・准教授、佐賀大学農学部教授、佐賀県工業技術センタ―
副主査、長崎県工業技術センター主任研究員、熊本県産業技術センター研究参事、
大分県産業科学技術センター主管研究員、宮崎県食品開発センター主任研究員、
鹿児島県工業技術センター主任研究員、地方独立行政法人山口県産業技術センター
グループリーダー、広島県立総合技術研究所食品工業技術センター副部長、福岡県
工業技術センター専門研究員、主任技師
●出品状況
1. 日本酒 : 出品総数 164点
純米大吟醸酒の部 (精米歩合50%以下) /42点
大吟醸酒の部 (精米歩合50%以下) /31点
純米吟醸酒・純米酒の部 (精米歩合51%以上)/68点
吟醸酒・本醸造酒の部(精米歩合51%以上)/23点
2. 本格焼酎 : 出品総数 107点
麦焼酎の部/39点
※焙煎3、樽ブレンド1
減圧23、混和4、中間1、常圧11
麦焼酎長期貯蔵酒の部/25点
※タンク8、樽11、カメ6
減圧7、混和8、常圧10
各種焼酎の部/33点
※米11、そば1、芋9、くず1、胡麻1、人参1、玉露2、しそ1、酒粕6
減圧23、混和1、微減圧2、常圧7
各種焼酎長期貯蔵酒の部/10点
※米2、米・麦1、芋3、胡麻1、酒粕3
タンク10
減圧5、微減圧2、常圧3
●審査報告
1. 評価ポイント
[日本酒]
本醸造酒・純米酒は、「食中酒としておいしく飲める酒」、吟醸酒・純米吟醸酒・大吟醸酒・純米大吟醸酒は、「香味の調和や特徴がそれぞれの品格及び飲用特性から良好である酒」を品質目標として、その区分あるいは部門にふさわしい特徴を有しており、いかに欠点が少ないかなどの点を重視して評価。またその他個性あるものもプラスの評価。
[本格焼酎]
「長期貯蔵等、プレミアム性のある本格麦焼酎を中心に『博多焼酎』の認知度を高め、香味の調和が良く、良好な個性を有しもっと飲みたくなる焼酎」を品質目標として、麦、その他の原料による違い及び常圧蒸留、減圧蒸留等の製造方法の違いによる品質特性を考慮して、個性と香りや味とのバランスがとれているかなどの点を重視して評価。
2. 福岡県知事賞ならびに福岡県議会議長賞
各部門において、成績上位のものを金賞とし、その中から特に優秀と認められるものに、福岡県知事賞ならびに福岡県議会議長賞をそれぞれ1点ずつに与えます。
各部門金賞酒
[日本酒]
純米大吟醸酒の部/21点、大吟醸酒の部/14点、
純米吟醸酒・純米酒の部/29点、吟醸酒・本醸造酒の部/10点
[本格焼酎]
麦焼酎の部/18点、麦焼酎長期貯蔵酒の部/12点、
各種焼酎の部/15点、各種焼酎長期貯蔵酒の部/3点
3. 総評
純米酒・純米吟醸酒や純米大吟醸酒については、いずれも原料米の持つ旨味を活かしつつ、深い味わいを有するものから軽い口当たりで後味のすっきりとしたものまでバラエティに富むものでありました。また、吟醸酒や大吟醸酒では調和のある華やかな香りを有し、軽快なもの、本醸造酒では軽快なものが多く見られました。
本格焼酎については、素直な香味を持ち、すっきりとした飲み易い製品を目指しているものが多数見られましたが、個性的な香味をもち、多様化、差別化を図っている製品も見受けられました。どの部門にも「もっと飲みたくなる焼酎」が多く見られました。
●受賞酒リスト
【日本酒】
純米大吟醸酒の部 (精米歩合50%以下) 23点
大吟醸酒の部 (精米歩合50%以下) 16点
純米吟醸酒・純米酒の部 (精米歩合51%以上)31点
吟醸酒・本醸造酒の部 (精米歩合51%以上) 12点
【本格焼酎】
麦焼酎の部 20点
麦焼酎長期貯蔵酒の部 14点
各種焼酎の部 17点
各種焼酎長期貯蔵酒の部 5点